●にきび(背中)
紫外線を避け、入浴の励行を
お話では背中のにきびということですが、顔、胸、背中はにきびのできやすい場所で、治療法に特に差はありません。
にきびは皮膚の角質が厚くなって毛孔(けあな)に皮脂がつまり、コメド(面皰=めんぽう)ができ、そこに常在菌であるアクネ桿菌(かんきん)が働いて炎症を起こすと考えられています。したがって日常生活ではコメドを作らないように皮脂をよく洗い落とすための洗顔、入浴が最も大切です。
背中のにきびが夏にひどくなるのは、衣服に覆われて汗をかき、皮脂の分泌も多くなるのに、スキンケアが二の次になってしまうからのようです。また日焼けにより皮膚の角化が進むことも悪化の一因ですから、背中も顔と同様に紫外線カットしてください。食生活では、にきびの原料になる中性脂肪を減らし、便秘をしないように心がけてください。
またホルモンのバランスが崩れないように睡眠を十分とり、生活のリズムを整えましょう。それでもコメドができてしまったら、抗生物質、漢方薬などの内服やつけ薬による治療が必要ですから、きちんと皮膚科で診てもらいましょう。
(横浜市の天王町皮フ科 中澤かおり医師)