■ホーム企画センター
北海道の住宅は、四季の移り変わりによる大きな温度差や、風雪・積雪などの厳しい自然環境に耐えられる高い住宅性能が求められます。特に冬は暖房効果を高めるため、高気密・高断熱化は欠かせません。こうしたニーズに応えてきたため、北海道の住宅技術は国内外で高いレベルにあると評価されております。
しかし、近年シックハウスの問題が深刻となり高気密・高断熱だけでは良い住宅とは呼べなくなりました。例えば建築資材の吟味はどのように行うのか、長期間閉め切った状態の住宅の中で換気はどうするのか、といった様々な課題に真摯に向き合い、対策を講じた「人も住まいも健康な」住宅の開発が急務となりました。
そうした中で当社がたどり着いたのが「炭1トン健康住宅」です。ぜん息に悩まされる娘さんをお持ちのご家族との出会いがきっかけでした。炭を1トン敷設しその効能を最大限に住宅に取り入れ、従来の基準値を守るだけの住宅建築からさらに一歩進んだオリジナル換気システムの開発を北海道立北方建築総合研究所と共同で取り組んだのです。
「炭」には「空気清浄・消臭・防腐・調湿」効果に加え「マイナスイオン効果」や「遠赤外線効果」などの効能があり、古くから私たちの生活に根づいていました。中国では2000年前のお墓から5トンもの炭が発掘され遺体もきれいに保存されていた実例もあります。日本でも1400年前の法隆寺建築の際、基礎部分に炭が敷き詰められていた、ともいわれております。新建材と呼ばれる人工的な材料が原因となる疾病が社会問題となる中、古人の知恵を科学的に証明した上で現在の住宅に応用したのです。結果、有害物質であるホルムアルデヒドは厚生労働省基準値の88%をカット、VOC(エチルベンゼン)は99%をカットしシックハウスの心配を大幅に軽減することに成功しました。2003年4月の発表以来、約400棟を達成し、施主の方々から喜びの声を多数いただいております。
[ 事業内容 ]
・ 住宅建築販売業
・ 住宅地開発分譲
・ 分譲マンション業
・ リフォーム事業