2006年09月27日

馬油シャンプー


馬油から生まれた石鹸シャンプー

ソンバーユの馬油シャンプーは、

洗浄成分の98%以上が馬油(ばぁゆ)

を主原料とした石鹸のシャンプーです。

石鹸ベースのやさしい泡が、髪と頭皮の健康を守りながら、

汚れをしっかりと落とします。

専用のヘアリンスを使えば、洗髪後の髪のきしみは気にならず、

しっとりサラサラに。

自然にもやさしい石鹸ベースの馬油シャンプーで、美しい髪をいつまでも。
旧表示指定成分“無添加”ですので頭皮や髪をいたわりながら

シャンプーしたいと言う方にピッタリの石鹸系シャンプーです。

馬油 石鹸


「ソンバーユ 馬油石鹸」は、お肌のうるおいはそのままに、

ホコリや汚れをしっかり洗い落とす、馬油でつくった化粧石けんです。

洗顔用に、また浴用や洗髪にもお使い頂けます。エデト酸やパラベンなども

一切無添加の純石鹸分99%。赤ちゃんやデリケートなお肌の方にもおすすめです。


成分

全成分:石けん素地(馬油主原料)、クエン酸ナトリウム、香料


石鹸全部とは

ボディ全体の洗浄から、手洗い用にまでお使いいただける固形タイプの石鹸です。

馬油 効果


●馬油の効果
1強力な浸透力でお肌サッパリ

馬油には、強力な浸透力があるため、皮下組織まで吸収され、

お肌の表面はサラサラとサッパリします。

2血行を良くする

皮下組織に浸透した馬油による刺激で、血管を拡張し血行をよくする働きもあります。

また、皮膚を馬油の薄い膜でおおうため、皮膚を保温する効果もあります。

3皮膚の炎症を抑える

馬油は、皮膚の炎症をしずめ、患部の熱を速やかに取り去ります。

やけどや痔、アトピー性皮膚炎、日焼けの痛み、

鼻炎などに効果があったという報告があります。

尊馬油


尊馬油(ソンバーユ) 
お肌キレイ☆☆☆
いつも素敵な商品を届けていただき、ありがとうございます。最近『ソンバーユ』無しの生活は考えられない程、はまっています。就寝前、たっぷり顔に塗り、ラップをしてそのまま寝ます。朝からびっくりする程、お肌がきれいになっています。これからも身体がホッとする事を楽しく生活に取り入れていきます!

授乳のトラブルにも☆
こんにちは。いつも素早い商品手配ありがとうございます。今、4ヶ月の子どもの授乳中で、おっぱいのトラブルもしばしば。馬油はなめても安心なので、乳首に塗って授乳しています。おかげでトラブルもへりました。ありがとうございました。

赤ちゃんの肌がしっとり肌に☆
ミセル&ソンバーユでカサカカサ乾燥してよく、ひっかいていた赤ちゃんのお顔がつるつるになりました。お風呂の20分前にソンバーユを塗って入浴。お風呂からでたら、すぐにソンバーユを塗るととってもしっとりします。(ママも一緒にキレイになりました(笑))ありがとうございました。

ソンバーユシリーズとても気に入っます!
洗顔にソンバーユ石鹸を使うと、今までにない、しっとりすべすべで大感激!洗顔後はソンバーユNo7美肌用をなじませます。翌朝はぷるぷるのお肌になってます!昔は馬油はニオイがあるし、ベタベタすると思っていましたが、全然違いました。良い商品にめぐり逢えてとてもうれしいです。

 なんだかリッチな気分♪
ソンバーユ固形石けん、さっそく送ってくださってありがとうございます。おまけにいただいて以来、すっかりこれなしではいられなくなりました。 もうここ1年、これ1つで髪も顔も体も洗っています。洗いあがりの感じが違うのです。 さっぱりというよりはしっとりかな。何か上質な感じで、自分が少し上等品にになったみたいな感じになるのです。 すばらしいもの、ありがとうございます。

洗ったあとのツルツル感がたまらない
いつも良い商品を提供して下さって感謝しています。
今冬はソンバーユを使っていますが、きめの細かい泡でとても気持ちがよく、 洗った後のつるつる感が何とも言えません。洗顔後、たっぷりのエバメールゲルクリームでしっとりつるつるの肌で大満足です。

 ソンバーユを靴のお手入れに使ったところ、皮が柔らかくなり、とてもいい感じに仕上がります。
しかし、シーズンオフにしまわれる時は、カビに注意。

 音楽教室をしているのですが、生徒が肌のかゆみで寝られず、 夜中にかきむしって傷になって大変かわいそうだったのですが、べるまっちゅを1回噴霧して、乾いたらもう一度べるまっちゅを噴霧、 その水分に混ぜ込むようにして、ソンバーユを塗りました。夜ぐっすり眠れて、本当に喜んでいました。肌の状態もいいようです。肌に与えるのは、 水分だけだと気化してしまって余計に乾燥するし、油分だけでもなかなか吸収されないのでこの方法はオススメです。水分が油分を巻き込んで、肌に入っていこうとする効果があるらしいです。

 2歳の息子の火がついたような泣き声にビックリ。見ると淹れたてのコーヒーカップに手を突っ込んでいるではありませんか!もう何も考えられず、冷蔵庫のソンバーユをがむしゃらに塗りまくりました。
そうしておいて小児科に走ったのです。医者も驚くほど短期間できれいになりました。
 母の日のプレゼント用に馬油6点セットを箱無しで注文した所、届けられたダンボールを開けたとき、「うわぁー,キレイッ〜」と思わず声を上げてしまった。
すばらしいラッピングと手書きのメッセージカード、相楽郡のトータルヘルスデザインは素晴らしい社員が働いておられる会社だと中身を見て実感できました。 (京都府・法貴様)
 妹家族もバーユ石鹸を使っています。赤ちゃんがいるのですが、ちょうどバーユ石鹸が切れてしまって他のボディソープを使っていたら、2日後から急に湿疹が出てきてしまい、大急ぎで注文しました!
シャンプー・リンスも使ってみたのですが、リンスインシャンプーになるとうれしいです(子供が使い易いので)。  

 冬場になるといつも荒れていた手・・・何を塗ってもダメでした。食器洗い、洗濯などなど、いつのまにかガサガサになっていたのです。こういうのを世間では主婦性湿疹っていうらしいです。
そんなとき、友人にソンバーユを薦められました。手に塗ると、すーっと浸透していきます。しばらくすると、手がすべすべしてくるのです。今まで色々と試しましたが、こんなに効果を感じることはなかったので、とっても感激です。この冬は手離せません。 

 髭剃り後に、かれこれ5年くらい使っています。お陰で肌荒れ知らずです。
 炊事の後に使っています。荒れ性なのですが、冬のひび割れと縁が切れました。
 馬油石鹸試して見ました。ホントにつっぱりません。今までは何を使ってもつっぱていたので、今回もどうせダメだろう(つっぱる)と思って使ってみたのですがホントつっぱりません。
洗顔後時間がたっても大丈夫。カサカサにもなりません。驚きました。おそるべし!です。
体も洗ってみたのですが、足のすねの辺りは今まではカサカサしてお風呂上りに乳液など塗っていたのですが、大丈夫なんです。カサつかないのです。
今話題の眼鏡拭きを使って馬油石鹸で洗顔して見ました。スベスベ、ツルツルです。
もう、やめられません!!!皆さんも是非試してみて下さい!!

馬油 無添加


「馬油 無添加 たてがみ油」は、

国内飼育の上質な若馬のこうね(たてがみ部)油100%使用した高級オイルです。

こうね油は浸透性がよく古くから最高級とされてきました。

馬油は、中国では4000年も昔から使われ、日本に伝えられたのは400年前だと言われています。

本品は保湿力に優れお肌がしっとりと潤います。また添加物を一切使用しておりません。


成分

馬脂


馬油(スキンケア)とは

その昔、大道商人が売っていた「ガマの油」が「馬油」(我馬の油)だったそうです。昔から美容面において幅広い用途で愛用されてきました。

石鹸 馬油


「ソンバーユ 馬油石鹸」は、お肌のうるおいはそのままに、

ホコリや汚れをしっかり洗い落とす、馬油でつくった化粧石けんです。

洗顔用に、また浴用や洗髪にもお使い頂けます。

エデト酸やパラベンなども一切無添加の純石鹸分99%。

赤ちゃんやデリケートなお肌の方にもおすすめです。


成分

全成分:石けん素地(馬油主原料)、クエン酸ナトリウム、香料


石鹸全部とは

ボディ全体の洗浄から、手洗い用にまでお使いいただける固形タイプの石鹸です。

馬油 効能


◆ 天然成分100%の自然なうるおい
新鮮で上質な馬脂から作られるエステイ・シュバールの『馬油』は、無味無臭です。
馬も無添加の穀物を中心にブレンドされた肥料を与え、阿蘇の伏流水を飲料水にし、こだわりのもとに飼育されています。
直接お肌に触れるものだから、ていねいにつくりました。


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◆ うるおいの原点=不飽和脂肪酸
不足すると、肌荒れ・くすみ・しわ・しみ・そばかす・抜け毛などのトラブルの原因になってしまう『不飽和脂肪酸』は、体にとって不可欠な脂肪です。
『馬油』には、この『不飽和脂肪酸』が豊富に含まれていることが分かっています。
しかも、『不飽和脂肪酸』は、浸透力が高く、お肌につけると速やかに確実にお肌の奥まで吸収されます。
また、『不飽和脂肪酸』に含まれるリノール酸はメラニン色素の生成を抑える働きがあり、もちろん『馬油』にもこのリノール酸が多く含まれています。


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◆ うるおい肌へと導く『馬油』。
  私たちの皮脂に極めて近い成分構成
他の動物性油脂と比べて、『馬油』の脂肪酸構成は、人間の皮脂と大変良く似ています。脂肪酸の構成比だけでなく、油分、水分のバランスもほぼ同じですから、『馬油』は私たちの肌へのなじみも抜群によく、その感触はしっとりしていながら、さっぱり・・・理想的な使い心地、というわけです。
高い浸透力で、うるおい成分をお肌の奥まで届けます。


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◆ 強力な浸透力でお肌サッパリ
馬油には、強力な浸透力があるため、皮下組織まで吸収され、お肌の表面はサラサラとサッパリします。


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◆ 血行を良くする
皮下組織に浸透した馬油の刺激で、血管を拡張し血行を良くする働きもあります。
また、皮膚を馬油の薄い膜でおおうため、皮膚を保温する働きもあります。


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◆ 皮膚の炎症を抑える
馬油は、皮膚の炎症をしずめ、患部の熱を速やかに取り去ります。火傷や痔、アトピー性皮膚炎、日焼けの痛み、鼻炎などによい働きがあったという報告があります。


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◆ 馬油の強力な働きの源【不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸とは、必須脂肪酸といわれるように身体にとってなくてはならない脂肪酸です。これが不足してくると、成長が止まったり、皮膚障害を起こしたりします。
馬油には、この不飽和脂肪酸が多く含まれています。
不飽和脂肪酸は、浸透力が強いのが特徴で、顔や手足につけると速やかに内部にしみ込む性質をもっています。
また、不飽和脂肪酸のなかでリノール酸はメラニン色素の生成を抑える働きがあります。馬油にもこのリノール酸が多く含まれています。

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◆ 血が通っている皮下組織まで浸透して、栄養分として吸収される
空気や水と置換しながら、皮下組織の一粍くらの深さまで滲透して行くのですが、微量ですから人体に害を起こすような事はありません。害どころか、滲透吸収された馬油の刺激で、血流が盛んになり所謂、血流が促進向上されるのです。
高度の不飽和脂肪酸があった事と、人間の脂肪に成分が酷似していた事で、馬油が人間の皮膚から体内に吸収されても、何ら障害を起こすこともなく、そのまま人体に親和して血行促進の効能が発揮されるのです。


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◆ 人体の自然治癒を促進する
『血行促進の効能』を言い替えれば、皮膚から食べられて栄養化しているということです。人間が摂取する栄養分は、口から入って胃腸で消化されますが、微量とはいえ馬油は常識破りの食べられ方をするわけです。
この特性を利用した効果が、肩こりをほぐしたり、神経痛の痛みを和らげたり、或いは、火傷・切り傷の炎症回復に活躍し、傷痕一つない無い元通りの肌に戻したりいたします。つまり、『血行を促進する性能』は、人体の自然治癒力(免疫力、代謝力)を促進している事であり、実に理想的な皮膚炎症修復剤といえるのです。

馬油 石鹸 無添加 石鹸


池田さんの窯焚き馬油石鹸

■■ どなたにも安心して使って頂くために

飼料にまでこだわった国産馬油(鹿児島県古閑牧場)ベースにトチノキのハチミツ(福岡県小郡市:荒巻養蜂場産)とツリーオイル(樹木の精油)・海水から取った天然塩を配合した保存料・香料・着色料・発泡剤無添加の手作り石鹸です。

心から納得出来る石鹸を、量産品では不可能な窯焚きけん化法枠練法と弊社独自のナチュラルモールド製法、ファインプロセス製法で、池田さんの石鹸工房の石鹸職人が一窯ずつ試食し、1つ1つ心を込めて丁寧に作ります。

105g 形状:直径67mm 高さ30mm程度
■■・・・馬油石鹸に使用しているトチノキの蜂蜜

 ハチは花蜜を集めるときに、1ヶ所の蜜が豊富な木を見つけると仲間にもその位置を知らせて同じ木の蜜を集める習性があります。 その習性を利用して特定の花の蜜をあつめたハチミツを作ることが出来ます。


馬油石鹸に使用しているトチノキの蜂蜜を生産されているのは荒巻養蜂場(福岡県小郡市平方)産の蜂蜜です。

トチノキは山間部に野生する木で5月下旬から6月にかけて、長さ15センチから20センチくらいの房状の大変きれいな花をたくさんつけます。 
鮮やかな色をしていて遠くから見ると目立つのですが、木の近くまで来ると高い木の上にあるのでなかなか見つけられません。 
この花の蜜はハチにとっても美味しいらしく、よくハチがまわりをとんでいます。

ネオナチュラル石鹸職人池田さんの石鹸


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石鹸の主な特性は原料の油脂で決まります。
私たちは原料油脂に純国産鹿児島産馬油を100%使用します。 それは馬油が人間の皮脂に最も近い油脂だからです。
飼料にまでこだわって生産された馬油を高純度に精製し原料油脂に使用致します。

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石鹸の素材には、すべて素性まで解る安全なものを使用いたします。
たとえば、誰が、どこで、どのように作ったものなのか? すべて確認出来るもの。 そして、古くから用いられてきたものを使います。 生産者のご紹介

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私たちは、良い石鹸を作るために手間をおしみません。 素材の特性を生かすための窯焚き製法で、且つネオナチュラルだけのファインプロセス製法により製造致します。
また、けん化率を抑え馬油天然油脂を残してあります。

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自然成分に徹底的にこだわります。 合成界面活性剤(石油系、植物油系などのすべて)はもとより、香料・保存料・発泡剤など使用いたしません。 環境に配慮するとともに、”食べられる”ことにこだわります。

http://www.rakuten.co.jp/neo-natural/541927/

アトピー 馬油


湿疹は単純なものではなく、アレルギー性やアトピー性と言われるもの、

老人性のホルモン不足が原因のもの等、原因が複雑なものが多いものです。

アレルギー性と言うのは、偏食などが原因の虚弱体質もあり、

アトピーとは『不可解』と言う意味の言葉とか、原因さえ解らぬ皮膚炎症ですから、

少々痒みを押える塗り薬などは全くの気休めとしか言えません。

馬油を使った場合も、よく効く人と効かぬ人とあり、苦心しました。

特に困難だったのは、医師にかかって、副腎皮質ホルモン入り軟膏を使い、

それを連用している中に益々悪化している人でした。

このホルモンクリームは、最初は著効があるそうです。

しかし、再発の度に効力が薄れ、最後は全く効かなくなり、症状も大層悪くなっています。

ホルモン軟膏を使って2〜3日で治癒する程度の炎症ならば問題ありませんが、

アレルギー性やアトピー性の湿疹は短期間で治るものではありませんから、使うべきではありません。

このような時は、体質改善の考えで、《梅雲丹》の併用をお推めし、何とか馬油で治して来ましたが、

ごく最近、馬油に桧油を微量配合して実験しました所、見事に著効を出しました。

桧油配合の馬油は、ソンバーユ(尊馬油)ヒノキという名で、間もなく市販される筈です(昭和63年より市販開始)。

さらに、シソエキスやシソオイルなどを配合したものも研究中です。

ともあれ、アレルギーとかアトピー等は単に皮膚表面の疾患と考えずに、

食物のバランスに気を配ったり、家の中のダニ排除をしたり、

洗剤を石鹸系に切り替えたり、大体の原因(アレルゲン)の廃除をせねばなりません。

馬油


そもそも馬油とは?
 馬油とは、馬の脂肪を長時間煮て不純物をろ過した油で、主にアジアを中心に古来より民間医療薬として使用されてきました。
 一般的に、牛、豚の脂肪などの動物性脂肪は飽和脂肪酸で構成されているのですが、馬油はヘットやラードと異なり、不飽和脂肪酸が多く含まれ、動物性脂肪と植物性脂肪の中間の位置に存在しています。不飽和脂肪酸にはリノール酸、オレイン酸、アラキドン酸、リノレン酸などがあり、動物の体内では合成することができませんが、植物はこのような脂肪酸を合成することができ、人間の栄養学的にも重要な栄養素のひとつです。
 馬油には、必須脂肪酸である不飽和脂肪酸が多量に含まれています。その代表的なものがリノレン酸であり、これは、抗炎症作用や抗アレルギー作用があることが最近の研究で明らかになってきています。リノレン酸は浸透力が非常に強いのが特徴で、顔や手足、肌につけると、可及的速やかに内部に染み込む性質を持っています。


馬油が肌によいと言われる理由
 皮膚を作っている細胞の膜は三層からなっています。内側と外側の膜は蛋白質で構成され、中間の膜は脂肪です。この脂肪が酸化すると細胞の内部への栄養が入らなります。また、細胞内で不要になった物質を細胞外へ排泄できなくなり、この不要物質が顔に多く溜まればシミやソバカスの原因となるのです。
 しかし、この中間膜の脂肪が不飽和脂肪酸であれば、細胞は生き生きとしてきますし、皮膚も美しくなります。馬油に多いリノレン酸は飽和脂肪酸(酸化脂肪酸)を不飽和脂肪酸に変える働きがあり、馬油は皮膚内に入り込み、油膜を張って細胞を保護したり、体内に入り込んだ細菌類を油の中に封じ込んで細菌の働きを抑え、細菌の侵入感染やブドウ球菌などの侵入を防ぐ作用があると言われています。


馬の油は変化しにくい
 一般的に不飽和脂肪酸は腐りやすい、つまり変化しやすい物質なのですが、馬の油はビタミンEが含まれているので、変化しにくいという特徴があります。また、不純物が少なく、馬の油自体の純度が高ければ高いほど馬油は変化しにくくなり、特有の臭いを発しなくなる性質を持ています。


馬の油は溶けやすい
 他の動物の脂肪と異なり、馬の脂肪は不飽和脂肪酸が多いため、脂肪の溶ける温度(融点)が牛などの脂肪より低いという特徴があります。これは植物油が不飽和脂肪酸が多いため、冬の季節でも固まらずに流動的であることと同じです。


馬油について書かれた書物
 5〜6世紀の中国で活躍した陶弘景という有名な医者が残した名著「名医別録」という本には、育毛効果があるとの記載があります。また、16世紀には李時珍という医者は「本草網目」という著書で、よりきめ細かい効能を記しており、顔にできるシミやソバカスの除去・防止、手足のひびやあかぎれの治療、日焼けなどによる皮膚の荒れを防止、ケガや虫刺されへの鎮痛などに効果があると記載しています。
 近年では、チベット高原に住んでいる動植物から採った薬物について記載されている、中国の青海省にある生物研究所がまとめた「青蔵高原薬物図鑑」という本では、皮膚のかゆみ、水虫、タムシなどへの効能を記しているようです。