マナビス化粧品は、OEM専門メーカーとして、天然由来成分を活かした化粧品・医薬部外品の企画・製造・販売業務を行っている会社です。
OEMとは、Original Equipment Manufacturingの頭文字を取った略語で、相手先商標製品の供給という意味です。つまり、自社で生産した化粧品に、相手方製造業者の商標をつけて相手に供給する一種の委託生産の方法です。
あまり世間一般には知られていませんが、マナビスは、1987年に創業したOEM化粧品製造会社としては老舗の部類となります。
2005年9月には、これまで同社が築き上げたノウハウを活かして、オリジナルの新ブランド“マナビス化粧品”を立ち上げ様々な波紋を呼んでいます。
●マナビス化粧品の購入方法
株式会社マナビスに、電話で連絡をして、ご近所の会員の方を紹介してもらい、その方の紹介ということで入会して商品を購入する方法があります。
なぜ、マナビス化粧品が、お店で販売されていないかと言うと、マナビスは商品の販売経路として人と人とのネットワークを活用しているからです。ネットワークというとネットワーク・ビジネスを想像される方もいらっしゃいますが、その通りです。最近ではマルチレベルマーケティングとも呼ばれる流通の1形態です。
これは、販売店や直接販売を行うことなく、人を介して商品を卸していくサービスです。中卸などの中間マージン(コスト)を削減することで、マナビス化粧品は製造と研究に投資を行うことができるのです。
会員になるのは、怖いと言う方は、Yahooオークションなどで「マナビス」として検索して非会員のまま商品を使用することも可能です。
ただ、化粧品の使い方、正しい洗顔方法などが知りたかったり、マナビス化粧品をビジネスとして友達に紹介されたい方は、ご近所の会員さんを紹介してもらうと良いでしょう。
●マナビス化粧品と従来のアシュラン化粧品の関係
マナビス化粧品は、従来アシュラン化粧品の製造元として知られていました。アシュラン化粧品が製造の委託を取りやめたことから、マナビスは、独自のブランド化粧品として製造することになりました。
植物の素材が本来持つ力を活かした化粧品を作り、医薬部外品の商品を製造、販売するメーカーです。多くのユーザに愛される商品作りを目指している化粧品メーカーです。
最近は、資生堂やカネボウ、KOSEなどの大手メーカーよりも、DHCや再春館製薬所など、独立系の通販化粧品会社が売り上げを伸ばしています。また、多くの通販化粧品会社は、自社工場を持たない場合も多く、企画と販売だけに特化して、製造をマナビス化粧品のような外部のメーカーにOEM製造委託を行うことも多いのです。
ちなみに、OEMとは、相手先ブランドで販売される製品を製造することや、製造するメーカーを指します。
OEMメーカーから製品の供給を受けたメーカーは、自社ブランドでその製品を販売します。製造の委託を受けたメーカーは、相手先のブランドと販売力を活かして生産量を向上させることができることがメリットです。委託を行う会社のメリットは、自社で設備投資を行うことなく、売り上げに応じて他社の生産設備(能力)を活用できることにあります。
(マナビス化粧品の秘密 マナビス化粧品より)