■マイナスイオン
このマイナスイオンなる言葉は、マイナスの電荷を帯びたイオンすなわち陰イオン(アニオン)と混同されることがあるが、マイナスイオンは科学用語ではなく(科学的定義はない)、「実際の物質として何を指すかは、その時々の文脈で変化する」ようなたぐいのものである。
なお、マイナスイオン商品の解説や、健康本の著述の中には「マイナスイオンが疲労回復・精神安定を始めとする様々な健康増進効果をもたらす」などと主張するものがあるが、これらの効果は証明されたものではない。
2002年の流行
2002年、家電製品や日用雑貨品でマイナスイオンを発生させると謳うものが、数多く市場に登場した。しかし、肝心なマイナスイオンなるものの科学的な定義は曖昧であり、また臨床実証がされぬまま、情緒的に驚くべき効果効能が謳われた。
この流行の最中には、それらに惑わされた一般消費者も、現在ではマイナスイオンに効果を疑問視し、疑似科学であったと考える者は多い。 (資料)
なお、化学の分野では、(溶液中の)負電荷のイオンは、陰イオン (negative ion) もしくは負のイオン (アニオン、anion) と表現する。英語にminus ionという言い方はない。
(Wikipediaより)