丸井(まるい。OIOI・0101)は、日本のチェーンストアの一つ。日本百貨店協会には属さず、店舗形態は「ファッションビル」に近い。ファッションを軸に、家具・雑貨・メガネ・宝石などあらゆるものを自前主義で展開。首都圏では圧倒的な若年層シェアを獲得している。往年のテレビコマーシャル「駅のそばの丸井」「丸井はみんな駅のそば」のキャッチコピーが有名。駅前一等地に次々と出店することでブランド認知度を高め、かつてのDCブランドブームに乗って若者を取り込んだ。1960年に日本で初めてクレジットカード(現在の「エポスカード」)を発行。ファッションのイメージが強い丸井であるが、経営上は同等あるいはそれ以上に金融業を重視しており、店舗においては自社カードによる分割払いを勧め、単に衣服を売る利益でなく、分割手数料を得ることが出来、さらにカード会員によるキャッシングなどの融資事業を行っている。これにより流行や気候に左右されるアパレル販売だけでなく、カード・金融事業から安定した利益を稼ぎ出すことに成功している。 本社・本店は創業地である東京都中野区中野。中野駅北口の本社ビル、南口に本店及びグループ各社、丸井グループ福祉会、健保組合等がある。
正式社名は株式会社丸井。英語の社名はMARUI CO., LTD.である。 社長の青井浩は創業家一族の3代目。
[ 店舗展開 ]
・ 東日本では関東地方(群馬・栃木除く)、静岡県(静岡店)、福島県(郡山店)に店舗をもつ。東京では、2007年には新宿新館、有楽町店がオープン予定。
・ 現在は関西にも進出しており、神戸三宮(神戸マルイ)のほか、2006年9月22日には大阪難波にも進出(なんばマルイ)。
・ 中部地方では2007年名古屋にインザルームを出店する予定。
近年では、積極的なスクラップ・アンド・ビルドとリニューアルを繰り返し、店舗の増減・改廃が激しい。またプライベートブランド開発、SPA化、自社編集売り場など、旧来型の百貨店からの脱却を図る。また従来の画一的な展開から、商圏に適したきめ細かい展開に切り替えている。駅前出店を基本に、多店舗化戦略を取っているイメージがあるが、その一方で新規大型店の開店に伴う小規模店舗の統合等、 積極的な“スクラップ・アンド・ビルド”戦略を展開している。但し、最近では、新店舗の開設を伴わない単純な不採算店舗の閉鎖も数多く行なわれている。店舗のスクラップ・アンド・ビルドでは、基本的には商圏が重なるような店舗は小規模な方を潰し、大規模の方は改装など積極的に投資を行うスタイルである。例えば横浜店と戸塚店の関係がこれにあたる。また都心から離れた店舗や、規模が小さい店舗では閉店したところが多い。一方で北千住や有楽町などで大規模店舗を開くなど、投資も活発である。近年出店した店舗は北千住や大阪なんばで見られるように従来の店舗よりも規模が大きく、来店者数が多いことを前提とした店作りがなされているのが特徴である。
また、業態変更によって実質“丸井”としての機能を廃した店舗(吉祥寺店キャンバス館→現無印良品館、マルイビィ町田→町田モディ)なども存在する。
近年は中部・関西での出店を積極的に進めているが、関東に比べてクレジットカードの利用が少なく、衣料品を月賦で買う習慣があまりないこれらの地域で丸井のビジネススタイルが受け入れられるのかが注目されている。
(Wikipediaより)
丸井(OIOI・0101)のホームページをお探しの方は下記リンク先をご覧下さい。
URL[ http://www.0101.co.jp/index.html ]