味の素 ほんだし
◆ほんだし
「ほんだし」は味・コク・香りが豊かな和風だしの素です。毎日の和風料理がいっそうおいしくなります。
◆小さじ山盛り1杯(4g)で・・・
【4人分のだし汁の目安】
だし汁カップ3(600ml) / みそ汁(600ml) / おすまし(600ml) / 煮物のだし(600ml) / 鍋もの(1〜1.2L) / 雑炊(ご飯カップ2)
・目安の分量を調理の最初に半分、仕上げに半分入れるのがおいしさのコツ
●「ほんだし」ができるまで。
◆かつおの水揚げから荒節ができるまで
味の素の「ほんだし かつおだし」は、原料となるかつお節にこだわり、静岡の焼津、鹿児島の枕崎で水揚げされた天然のかつおの中から、かつお節に最適な、脂肪が少ない、良質なかつおだけを、熟練したプロの目で厳選し、仕入れています。
厳選された上質のかつおは、味の素指定の加工工場へ運ばれ、徹底した品質・衛生管理の上、「生切り」、「籠立て(かごだて)」、「煮熟(しゃじゅく)」、「放冷」、「焙乾(ばいかん)」などの工程を経て、かつお節に加工されていきます。
「ほんだし かつおだし」独特の、香り・風味の生成に特に重要な「焙乾(ばいかん)」の工程では、厳選されたナラ・クヌギ材の煙で、10日以上の時間をかけ、じっくりとかつおを炙(あぶ)り、乾燥させ、「荒節(あらぶし)」として完成させます。それぞれの工程で熟練した職人達が「ほんだし かつおだし」に最も適したかつお節作りにこだわり続けているのです。
味の素の「ほんだし かつおだし」は、新鮮で香り高く、脂が少なく、酸化しにくいかつお節を主原料としています。
このように、香りと鮮度にこだわったかつお節だけが、味の素の工場へ運ばれてきます。このかつお節を原料に「ほんだし かつおだし」は作られているのです。
◆ほんだし工場における衛生管理と品質の追求
素材にこだわり厳選された、かつお節を原料に作られる「ほんだし かつおだし」。そのこだわりは製造工程での様々な工夫にも生かされています。
その一例が、徹底した品質管理。製造ライン内では、「節(ふし)」を外気に触れさせぬよう、ラインそのものを完全密封。さらに工場の従業員は工場に入る前には場内専用の作業服に着替え、更にエアーシャワーを浴びるなどし、異物の進入を完全に防いでいます。
また、品質保証・品質管理のため、各工場では製造された「ほんだし かつおだし」の製品サンプルと原料、製造工程などのファイルを保管・管理しています。
◆かつお節から「ほんだし」ができるまで
原料にこだわり、徹底した品質管理のもとで製造される「ほんだし かつおだし」。その製造工程をご紹介いたします。
厳選されたかつお節は、異物検査の後、粉状に砕き、節粉(ふしこ)にします。
この節粉(ふしこ)の状態で、節の品質、顆粒の程度などの検査が行われ、検査をクリアした節粉(ふしこ)に調味料、食塩、砂糖などを混ぜ合わせる「混練り」を行います。
風味と旨味を均一にし、溶けやすく使いやすい製品にするために、顆粒状に仕上げます。この工程を「造粒(ぞうりゅう)」と呼びます。
かつお節独特の、香り・風味を逃さない最適な温度に自動管理された熱風で乾燥し、その後、冷却します。
冷却後、ふるいにかけ、顆粒を一定の大きさに整えます。
◆「ほんだし」に込められた想いとこだわり
出来上がった製品は、厳重に微生物などの検査を行い、
さらに、味のバランスなどの成分検査、人の手による香り、風味、味を検査する官能検査まで行います。
様々な検査に合格した製品だけが計量され、香り、風味を逃さない包装材料を使い、包装されるのです。
このように熟練した職人達のかつおへのこだわり、最新設備を駆使した製造工程での様々な工夫、かつお節本来の豊かな香りを逃さない環境の実現、そして徹底した品質管理のもと、「ほんだし かつおだし」は作られているのです。